3DセンチメンタルエロロマンのLOVEに
スペルマみれにされた老年A、
わーぉ映画の春がきた。
                           荒木経惟(写真家)
僕にとってギャスパー・ノエ作品は「こんな映画が見たかった」と思わせてくれる治療薬のようなもの。飛び出すセックスと性器と愛を見ながら、また、そう思えた。
                           松江哲明(ドキュメンタリー監督)
からだ中の粘膜が、じゅんじゅん沸騰する。
湧いてとろけて、だめなほうへ流されていく。
男と女はばかだから、その流れるもののことを、愛と呼んだりする。
                           大崎清夏(詩人)
アートフィルムなのに、3Dのポルノ。そう呼ぶ人もいる。
でも、その先に、LOVEさえをも越えた領域が広がる。
                           タカノ綾(現代美術家)
糸引く粘膜も飛び出す精液も、「もう私を巻き込まないで!」と言わせるくらい彼らの痛みを共有させる。刺激的な“恋”と、現実をともなった“愛”を両立させることは困難だと突きつけられたが、きっとまたどちらも同時に欲しくなってしまうのだろう。
                           奥浜レイラ(タレント・MC)
クリムトの絵を砕いて2時間見た気持ちにもなった。愛と煩悩と拘泥の塊なんだけど、あくまで普通の日常を覗き見し、もっと見たいもっと見たいと思ってたら、終わってた。
こんなにも、人間が動物に戻っている瞬間を
崇高に垂れ流すようにした映画はないと思う。
これを見て
愛や恋て、この世で1番みっともないものであることが間違ってないって思えた。
それが振り子のように魅力的だった。
日本にいるから、若い内に見れて感謝する
映画。限りなく、この映画で'映画の形'ていうものも、ぶっ壊してくれた。
だって、安心と自由を見れたから。恋と愛に。
                           吉村界人
(俳優『TOO YOUNG TOO DIE!若くして死ぬ』『ちはやふる 上の句』『ディストラクション・ベイビーズ』)